豊川稲荷の密儀

豊川稲荷で祀られるダキニと愛染明王が
イシスとオシリスであったのであれば、
徐福と同時代のヘレニズム文化における
エジプトアレクサンドリアの儀礼が
ここでも行われていたのでしょうか。

エジプトアレキサンドリアには
セラピス神殿が建設され、
イシス神・オシリス神の祭儀や、
ギリシャ神話のあるデメテル女神の
エレウシス祭儀も関わったそうです。

イシス・オシリス信仰には公の祭儀と
一般公開されない密儀が存在したそうです。

イシスがセトにより十四の断片にされた
オシリスの身体を探す神話を再現した
「イシスの船」と呼ばれる航海や、
オシリスの死と復活を再現する儀礼が
公のものとして知られています。

密儀にはイシスの小密儀とオシリスの大密儀、
更に奥義密儀が存在していたとされます。

小密儀のみ『黄金のロバ』という小説に
書き残されているとされますが、
瞑想によって自我の核としての
オシリスと対面したと見られています。

肉や酒を禁止して心身を浄化し、
自らの真我を具現化する儀礼が
東三河でもなされていたなら、
徐福王朝の精神性は非常に高く、
神話で表現された深層心理の
錬金術が行われたのでしょう。

この周辺の研究はユングが取り組み、
深層心理の原型と神話との関係や、
錬金術の心理的変容がかなりの部分
解明されてきていますね。

瞑想修行は禅でいう魔境のように、
優れた監視の元でないと、
あらぬ方向で自我を肥大化させる
危険性が指摘されていますが、
国家単位で管理されていたなら、
教祖が野心を追及する類いの物とは
一線を画していた事でしょう。

真我であるオシリス神にたどり着き、
自らの内部にある神性を具現化した
輝ける存在により運営される国家は、
現代の利権にまみれた政治とは
性質を全く異にしています。

この基礎は朱子学にも通じるので、
神性を磨く基礎の上で政治を行う宋学が
南朝において教育されていたのも、
根幹が同一であれば妥当ですね。

更に深い政治哲学の領域に関しても、
一冊書ける程の情報量はありますが、
全てを私一人で終わらせるのが
良い事だとも思われません。

私はアウトラインを構築して
流れを出す必要を感じており、
そのために必要な情報については、
無料でかなりの部分まで提示したと
自負をしているところです。

新しい時代を創るのは一人一人の志で、
その活躍の場こそが三遠に存在した
徐福王朝にあると思っています。

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