豊橋で花祭を催す御幸神社に
年末の参拝に行ったところ、
関係者が大勢集まっていたので
色々と話をしてきました。
コロナで花祭が中止かと思いきや、
今回は1月4日に開催との事で、
邪馬台国の鬼道を直接見たい方は、
行く価値はありますね。
関係者に花祭が奥三河だけでなく
様々な場所で行われていた事を
話しをして来たのですが、
吉備津彦神社で行われる舞が
花祭と同型と言っていました。
原型を留めてはいないものの
吉備津彦神社にも花祭があり、
豊橋と同様に鬼退治の伝承が
残されていますね。
花祭で榊鬼と問答する度会氏は
外宮の神主でもありますが、
外宮だけでなく三輪山の鎮花祭も
花祭と関係するという研究は
『ええじゃないか』に書きました。
外宮に参拝に行く方は多いですが、
外宮の神と直接会える祭なら、
花祭に行かないとモグリですね。
花祭が邪馬台国の国家祭祀で、
様々な地域で行われていたなら、
花祭を全国的に復興する事は、
この国の再生にも繋がる
一大事業となりえそうです。
本来の祭祀が継承されているなら、
外宮や三輪山、吉備津彦神社など、
様々な聖地で花祭を行う事で、
見えて来るものがあるでしょう。
花祭は観客として見る祭ではなく、
鬼神と共に楽しむ祭なので、
古代の鬼神との関係が垣間見え、
自然との関わりも見直させます。
霜月神楽は太陽の死と復活の
岩戸開きの御神事であり、
一年の節目の国家儀礼は
その年全体に影響を及ぼす
先行投資となりますね。
岩戸開きの御神事であれば、
本来は日の出までやらないと
価値が低いものとなりますが、
十二時過ぎても祭を行うと、
警察を呼ばれるそうです。
本来は豊橋公園の飽海遺跡で
行われていた祭なので、
豊橋公園で花祭を行えば、
夜明けまで舞う祭に
全国から人が呼べます。
舞を学ぶ事でこの国本来の
心身の使い方が出来るので、
是非とも情報を拡散して、
復興協力して頂きたい所です。