
日本海側は大雪ですが、
地元では雨が殆ど降らず、
池の水が干上がる事態にまで
発展する状態になっています。
私が見た時には水位が殆ど無く
鯉の背鰭が水面上にまで
出て来ている状態だったので、
数日以内に鯉が全滅しそうな
酷い在り様でした。
公園の管理部門に連絡を入れ、
一時的に鯉を水槽に移して
水位が戻ったら池に帰す提案を
やるだけやってみました。
最悪、行政が動かなければ
付近の金魚屋に餌代を払い、
鯉の移動を私がする条件で
鯉を置いてもらう交渉を
しようかと考えていました。
公共の場所なので勝手に移すと
問題が出てきかねないので、
連絡だけは入れておきましたが、
市政が動いて保護をしたようです。
一日でも遅れていれば手遅れな
ギリギリの状況だったので、
最悪は回避出来た感じです。
それぞれが自分に出来る事を
真剣に考えて行動を起こせば、
何とか出来る事もある事例ですが、
祭の保護も似たような状況ですね。
理由をつけて何もやらない人は、
こちらがその理由を解消しても
結局何もしない人が多いですが、
口先だけか否かは有事の時の
行動を見れば分かります。
主体性のある人は少しであったとしても
自分に出来る事を考えて実行するので、
積み重ねが天地の差になりますが、
自分で動けなくても寄付なり人脈なり
何かしらの協力は十分可能ですね。
誰か動いてくれないか的な押し付けが
現代日本には多い気がしますが、
動いた人がいてもタダ乗りするだけで
相手がどうなっても構わない的な
礼儀の無い事をしていると、
そのうち見捨てられる事になります。
長期的には自分のした事は
自分に帰る事にはなりますが、
花祭が伊勢の外宮や三輪山、
吉備津彦神社などにおける
本来の国家祭祀であったなら、
その責任は多大なものとなり、
負債が回って来た時が怖いですね。