『行基菩薩とヘレニズムの復興』を
Amazonで出版してみたのですが、
検索をかけると上位に来るのが
何故か日本のAmazonではありません。
紙の本の転売かと思いきやKindle版で、
高額で販売されているのが謎ですが、
一応国内サイトでの購入はあるので
アクセスはこちらが上のはずなんですが、
日本のは表示されずにこちらが上位ですね。
謎な話なのですが理由は分かるでしょうか、
背景を勘ぐっても斜め上過ぎて分かりません。
この本はかなりの問題作なのでアレですが、
邪馬台国云々いっているだけであれば
若干遠い話にはなりロマンがあっても、
ミッシングリンクにダイレクトに関わり、
ここが押さえられないと現代に繋がりません。
『大鏡』など歴史の本に「鏡」の文字や
「鑑」を付ける事が多く見受けられますが、
歴史は現代を映す鏡と認識されており、
過去を鑑みる事によって現代が見え、
未来への対応がクリアになってきます。
歪んで汚れた鏡では現代を正常に認識出来ず、
それ故に現代を十分に生きる事が出来ない事に
なってしまうと言う認識が昔にあったなら、
歴史教育が現代では軽く扱われ過ぎです。
この本を読めば過去の話で終わらず、
現代にまで問題が直結している事を
理解する事が出来る内容となっており、
問題に対するアプローチに対しても、
見直しが出来ると思っています。
これからの時代に必要なのは、
東西融合のヘレニズムの復興であり、
それが出来るのが古代世界最高峰の
ヘレニズムの結晶であるこの島国の
存在意義に関わるものだと思っています。
古代ヤマトにヘレニズムが存在したと
広く認識されて研究が進んでいけば、
現代の問題の根にアプローチ出来るだけの
ポテンシャルはあると考えていますが、
存在意義が関わる話は自らの真価が
問われて来る事になりますね。
コメント
古代ヤマトにヘレニズムですか…
面白い視点ですね
確かに、新羅から経由されたガラス玉等は北魏を経由した東ローマ帝国のビザンチン文化に通じているとも言われていますね
また、アレクサンドロスの晩年はどうも東へ行ったきり尻切れの感がありますので、もしかしたら日本に渡ってきていても不思議ではないなと思っていました
個人的には神武天皇と対峙した長髄彦がそれに当たるのではないかと密かに考えています
行基の足跡も興味深く、特に土木技術は渡来系の知識がなければ成し得なかったのではないかと…
こんなことを言ってたら私もアレですね、痛い感じですね(笑)
失礼しました
亀さん初めまして。
このジャンルで私を超える痛さを発揮する人は中々おらず、痛い路線を徹底的に調べ上げて学説として提示出来るレベルのデータと根拠を集める所まで極めるのがモットーです。
中途半端な中二病は痛々しくても、演劇は完璧に成り切った方がカッコいいのと同じようなものですね。
長髄彦については『三遠式銅鐸と古代出雲』に書いておきましたが、神武東征ルートはモーゼのシナイ半島侵攻ルートと重なっています。アレクサンダー大王は更にその奥の話ですね。
行基は徐福に連なる土木系技術を保持していた事は『行基菩薩とヘレニズムの復興』に書いておきましたが、これを読めば痛さを極めるレベルまで行けますよ。
コメントされている内容に関して、学術的なレベルまで検討して本に書いているので、全国の中二病諸賢にはこれらを読んで理論武装して欲しいところです。