2022年6月10日の中日新聞に
食料危機の警笛を鳴らす記事が
掲載されてしまいました。
日本の問題点は一部の人が
警笛を鳴らしていても、
陰謀論や偽情報に惑わされた
頭のおかしい人扱いなのに、
大勢が動き出してからは
極端に走る事ですね。
新聞などで言い始めると、
大勢が備蓄に走る事で、
一気に在庫が無くなる等の
問題が懸念される所です。
都会は食料の流通が途絶えると
生存すら危うい地域となり、
地方への移住が盛んになると、
これも良い物件がすぐに埋まり、
過当競争になりかねません。
自己責任で動いて来た人は
巻き込まれる事なく必要な手を
打って来たとは思いますが、
その場凌ぎの小手先の考えで
地方移住をするのも問題です。
ベースとなる見識や姿勢に
問題があった場合には、
似た様な事をしていても、
成果に大きな差が出て来ます。
大勢が動き初めてからでは
受け皿が間に合わないので
コツコツ執筆して来ましたが、
目先の問題をどうするかより、
ビジョンを持って動く人が
必要とされて来るでしょう。
ゴタゴタの後の建て直しは、
三河~遠州が基盤になると
研究から導きだしていますが、
ここはヘレニズムの最高峰が
存在したエリアです。
三遠式銅鐸も出土しており、
浜松の出土数は日本一ですが、
銅鐸の絵には詩が関わり、
古代祭祀と関係していた事は、
本を読めば分かるでしょう。
詩経に残された農耕祭祀は、
食料危機を考える上でも、
重要な示唆を与えています。
明治維新以降の食への考えが
道から外れたものとなり、
そのツケを食らうのであれば、
備蓄で済む話ではありません。
切羽詰まって小手先にならない様、
根幹的なところから見直しつつ
自家栽培などに取り組んでいけば、
古代の失われた精神に触れる事ができ、
新たな見識も得られるかも知れません。
コメント
こんにちは。
化学肥料に頼らずどこまでF1種で作物が出来るかは未知のことでしょうか。
名古屋の新進気鋭のYouTuberさんが自然農法でいろいろ試している動画を数年前から拝見していました 野生でパクチーなど青菜が生えていて 昔の農法も一般の農家さんはこれに近かったのではないか?と思っています。
冬に作物が出来る事は素晴らしいことだとしみじみします。
名古屋の方々からいろいろ学ばせて頂き有りがたく思っています。
日本は種どころか肥料や生産に必要なエネルギー等も海外に依存しているので、これらに依存しないものを生産していくようにしないと危ないですね。