雑草処理

公園を歩いていたら業者の方々が
草を刈っているのが見えたので、
捨てるなら貰えないかと交渉すると、
捨てるのにも金がかかるので、
持って行って良いと言われました。

食べられる雑草があるだけでなく
農業においても草は重要な資源で、
堆肥を作ったりマルチをする等、
有効に活用できる物ですね。

捨てられた草は何か悲しげで、
邪魔者扱いされているのが
可哀そうになって来ますが、
マルチ用の草としたり
堆肥にして販売するなど、
ビジネスにもなり得ます。

『土の文明史』と言う本を読むと、
文明の盛衰が土の肥沃度と関係する
詳しい歴史的研究が書かれており、
ローマの衰退も土を消費した事が
大きな原因として挙げられています。

科学で肥料を作る事が問題の解決に
寄与する事が期待されましたが、
その結果人口爆発と更なる飢餓が
増殖していく事になりました。

一気に大きな流れを出すのは
無茶な話ではありますが、
身近な所にも土からの搾取が
なされている事を考えると、
小さな所から始める事にも
重要な意義はあるのでしょう。

草は遥かに重要な扱いをすべき
文明に重要な貢献のある存在として
再認識される必要があるのなら、
まずは自分が活用出来る所で
価値を享受してみては如何でしょう。

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