作物と栄養

自家栽培をしていると、
成長を見るのが楽しくて、
動物を飼うのと大差ない
充実した時間が過ごせます。

犬は十数年は面倒をみないと
無責任になってしまうので
現状飼うのが難しいですが、
大豆も花をつけたりすると、
そこそこ感動したりします。

必ず来る幸せ・親睦・
可能性は無限大等の花言葉が
大豆にはあるそうですが、
少しだけお得な気分になる
メリットはありますね。

野菜の面倒は朝にする事が
基本とされていますが、
朝日と共に起きて面倒をみて
収穫したてを食べる生活は、
かなり理想的な感じがします。

色々な条件や栽培方法で
小さくテストしていると、
大きく育つものもあれば
そうでもない物もありますが、
頑張って生きている事には
変わりない所はあります。

食料危機が騒がれているからと
愛情を持って育てる事をせず、
小さい実しか着けなくて
栄養価が低かったとしても、
問題は作る側にありますね。

肥料を与えていれば育つと
ブロイラー扱いされた作物が
心身を満たす物になるかは、
難しい所がありそうです。

政治的な問題もありますが、
食料危機が騒がれる原因は、
自然の恵みを大事にせずに
贅沢をしてきた事にもあるので、
切羽詰まってその場凌ぎでは、
野菜も可哀想ではあります。

普段から愛情を持って
声をかけて育てた作物は、
同じ環境でも生育が違い、
栄養にも差がでそうですが、
何より心の栄養になります。

アニミズムの文化圏の人達は
穀物の精霊を祀ったりしますが、
ジャガイモでもニンジンでも
対話出来ると感じられるだけの
普遍的な感性がありそうです。

かけた水が多すぎる等の
野菜の言い分が聞けるなら
育成にメリットがありますが、
観察していると多少なりとも
分かりそうな感じはします。

撫でたり声をかけたりすれば
喜んでいる事が感じられる
可能性もありそうですが、
美味しくて栄養価の高い実が
採れそうではありますね。

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