江戸の教育水準は

コロナの問題が進むと教育にも影響が出そうですが、
外出規制が進めば質の高い教育をwebでも受けられる
私塾が出てくる流れが出てくるのでしょうか。

江戸時代の学門は儒教がベースだったので、
修身が重視されていました。
庶民から天子に至るまで修身を基礎とするのが
儒教の入門書の「大学」の考えですが、
国家や家の問題の前に自身を修める事が重視されました。

現代は誰かに都合の悪い事を押し付けようとするのが
かなり蔓延している感じがしますが、
江戸時代は世界からの評価が高かった日本の教育は
幕府に都合の良い洗脳だったのでしょうか。

幕臣が教育を受けた江戸時代の最高学府である昌平坂学問所は
幕府直轄の教育機関で上野忍岡の朱子学者・林羅山の私塾を
湯島に移して幕府の直営としたものだったようです。

当初は四書五経の素読が入学条件でしたが、
後に素読の基礎から教えるよう条件が緩和されたようです。
幕臣以外に諸藩の子弟も学ぶことができ、
四書五経・史記・漢書から漢学・算術・天文地理に至るまで、
幅広い教育がなされたようです。

江戸の教育の質がどの程度のものであったのかは、
カリキュラムの内容を読めば推察できますが、
四書五経に目を通した人は少ないでしょう。

実際に四書五経をはじめとした儒教経典を読みましたが、
巷で言われる儒教批判が原文のどこに書いてあるか調べても
全く違った内容が書いてある事が殆どでした。

明治維新の推進者外れ陽明学者が多かったので
朱子学が悪く言われた部分もありそうですが、
一通りの批判に対して原文には何が書いてあるかを
纏め上げるとかなりの量にるので、
疑問があればコメントを頂けるとやりやすいです。

コロナで図書館が閉鎖されてしまい、
借りた本をかえせず新たに借りれない状態なので
暫く書経や礼記が手元にあります。
古典は高いので購入せず借りていますが、
詳しい質問にも答えられると思います。

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コメント

  1. シャイニー より:

    以前 論語を子供にやさしくわかるようにと諭すというブームがありましたが なぜか直ぐ止んでしまいました。
    それは たぶん観るに視かねた人が おとなに聴かせるために ではないかと思ったものでした。
    噂で 政権はマスコミ対策費に24億をお使いになっていらっしゃるとか まことしやかに言われていますが 論語に対して ディスる論調が湧き ブームが消えてしまいました。あの時が 引き返す最後のタイミングだったと思います。
    今 振り子は大きく振られました 戻る時 果たして 何を選ぶかは とても大切です。
    アメリカは 大草原の…でしたが 日本は何を選ぶのか?大河ドラマは二宮尊徳さんできまり❤️では
    個人的には 伊奈様️です どんな一族か 本当に興味あります お世辞ではなくです。

    • Katsuyoshi より:

      コンサルタントの神田昌典氏は、
      儒教経済圏が出来ると予想していますね。
      最低限の教養として儒教を知った上で意見ができなければ
      共通言語を知らずに会話するようなものかも知れません。

  2. 堤金蔵 より:

    幕末期の昌平黌佐藤一斎が指導した時代において私塾一斎塾において佐久間象山、松山藩山田方谷など陽明学も教え塾生同士の討論も行われ、実践、幕政、藩政、統治、財政改革など後に帰藩し実践した英傑もいます。

    • Katsuyoshi より:

      初めまして。
      江戸の教育者には朱子学・陽明学双方の長所・短所を踏まえ
      朱子学を教えていた人もいたようですね。
      王陽明が朱子学に疑問を持つきっかけとなった問題が
      近思録を読むと既に言及されていたので、
      関心を持って色々と調べました。
      明治維新以降は陽明学はそれほどでなくても
      朱子学は原文を読むと必要以上に悪く言われていて、
      近思録を読めば非常に面白いと思うのですが、
      古典まで読む殊勝な人も中々いないので、
      少しずつ出していければと考えています。
      概略なら「教育を見直す」と言う本が面白いですよ。