飢餓と宗教

2017年の人口推計を見ると、
事業系の食品ロスが約328万トン、
家庭系が約284万トンに上り、
日本で捨てられる食べ物の量は、
年間612万トンに上ったそうです。

生ゴミの処理のコストは高く、
堆肥にすれば美味しい野菜が
生産出来る価値があるのに、
大量に捨てられています。

世界の十人一人が飢えている中、
地球上の農産物の三分の一が
廃棄されている状況を見ると、
狂っているとしか言えません。

肉を作るためのエサとして
大量の穀物が消費されており、
全人類が贅沢すると地球が壊れ、
自分は贅沢を辞めたくないから
お前ら死ねが根本にありますね。

仏教では自分の事しか考えない
幼稚で身勝手な人を餓鬼と呼び、
ガキもここに由来するそうですが、
貪って地獄に落ちるとする思想は、
現代では皆無になっています。

仏教の中でも様々に分派しており、
仏教国であったはずの百済や高句麗は
何故か好戦的であったようですが、
法華経にも一神教の様な過激な所が
存在していたりしますね。

楽をするため都合の悪い事を
他に押し付ける事をし、
後の世代にツケが行こうが
死ぬまで逃げ切れば良いとする
科学教某派の教義も邪教的です。

これらの食料問題に関しては
歴史的な研究がなされており、
基本的には大英帝国によって
無茶がなされた事による
悪影響が語られています。

明治維新もイギリスの影響が
思われているより深かった事が、
明確になってきていますね。

黒人奴隷の売買やモノカルチャー、
阿片の密売などを行う事により
白人支配の構造を世界に広げ、
現代に至るまで白人主導文明が
継承されてきてはいます。

無限に肥大し続けようとする
資本主義の概念もここに関わり、
数世代の富を消費する贅沢も
目先の数字で処理する考えは、
歴史の深いものではありません。

自然と共存する文化を見下し、
単一の基準を押し付ける事で
先進国と後進国に分ける行為は、
そろそろ卒業すべきでしょう。

ヘレニズムはインド人がエジプトで、
ギリシャ人がインドで見れた等の
記述が残されている事から見ても、
排他的な優越思想は見受けられず、
コスモポリタニズムで運営されます。

二系統の岩戸開きが存在する事は、
本にも書いておきましたが、
イギリス主導の歴史は嘘と力の
岩戸開きに密接に関わっています。

この都合の悪い歴史の抹消の一部分を
行基や岩戸開きの本に書いてきましたが、
世界史の大枠の流れとして整理した
文献を書くだけのスペックがないので、
後の研究に繋げたい所ではあります。

ただ誰もしない可能性も高く、
ここが悩み所ではありますね。

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