地元にある様々な神社を
実地で調査していると、
氏子さんから本を書くよう
頼まれる事があります。
建て替えの費用の捻出が
大変な神社であっても、
優れた歴史が埋もれて
地元で大事にされない
憐れな所は結構あります。
ただ神社仏閣であっても、
観光がウェルカムなのは
全体の三割程度だそうで、
静かな修行や信仰の場を
荒らされたくない所も
相応に存在しています。
中には本で知名度が上がり
大金が転がり込んで来ると、
一銭も払いたくないのか
返答をせず面会もしない
神社関係者もいるようです。
下手に本に書いた事で、
おかしな霊能力者などが
神社に来る懸念等があって
執筆には気を使いますが、
神社側が敬虔な参拝者も
酷く扱えば問題です。
相手に色々と質問した上で
問題がなければ良い話も、
悪さしていると決めつけて
警察に連絡しようとし、
謝罪もしないような話は、
気分の良い物でもありません
場所により状況や考え方に
大幅な差がある事が多く、
執筆する前に神社に行って
話をしようとするのですが、
神主在住でなく連絡先も
分からない事もあります。
この場合は足蹴く参拝し、
執筆内容などに関して
神前でお伺いしてますが、
神から許可をもたった等と
間違っても言えない話で、
難しい部分がありますね。
祭も関係者が大勢いますが、
根幹が御神事ではあるので
御祭神に参拝に行きますが、
これのみで関係者全員の
コンセンサスが取れるかは、
全く関係のない話です。
神社側で問題があっても、
祀られている神からすれば、
祀らせて頂きたいと頼まれ
その神社に行ったのなら、
責任を問われる筋合いは
全く無い話になります。
神社関係者も参拝者も、
神威を穢すような真似は
控えるのが基本でしょうが、
実地で色々な話も聞きます。
礼を通す気がなければ
関わらなければ良い話で、
祀られている側からすれば、
迷惑極まりない話でしょう。
この記事が見直しの機会に
なって頂けると良いのですが、
それぞれの立ち位置相応の
責任を踏まえる事がなければ
実社会でも問題となります。
人としての根幹が問われるのが
聖地であると考える位の方が、
本来の姿に近いのでしょうか。