太陽と石油

国連の人口部が公表する
世界人口のグラフから、
紀元前一万年の周辺から
数億人程度であったのが、
1750年周辺を境にして、
急増した事が見られます、

日本は1900年周辺から
増加傾向が見られますが、
現在の世界人口を見ると、
アフリカや東アジア等の
発展途上国での増加が
90%以上を占めています。

植民地化が人口爆発の原因と
なって来た事は確かですが、
それ以外の要因も重なります。

1750年は産業革命の周辺で、
明治以降にこれらが入り、
日本も明治以降にこれが入り、
人口の急増の原因になった事を
見る事が出来そうですね。

地下に眠る埋蔵エネルギーを
使い始めた時期と相関して
人口増加が始まっており、
地球を食い潰して肥大化する
近代文明の歪みを感じさせます。

これ以前は国力=農であり、
太陽の恵みを得る事により
生活してきた人類が、
石油を使う事で膨大な富が
得られる事になってきます。

農地の面積と人口の増加に
相関関係があったのに、
石油を用いて輸入する事で、
歪な人口増加が加速します。

地球のサイクルを無視して
贅沢を追及してきた結果、
大量に人口を削減しなければ
地球資源が危うくなる状況に
陥ったのは皮肉な話です。

先進諸国がこの原因を作り、
原因を改めてないまま
人口を減らそうとすれば、
マッチポンプになりますね。

日本もこの先進諸国の中に
入っている事を考えると、
石油を用いて贅沢をする
無責任な流れを改めないと、
責任が問われる事になります。

現代は先祖や後の世代から
後ろ指をさされない生き方が
出来ているかと問われれば、
お寒い限りでしょう。

ドバイですら石油から金融に
シフトしている状況なのに、
余裕のある内に対応しないと
多くの犠牲が伴います。

古の文明が太陽をベースに
展開されてきたのであれば、
太陽の上る極東のこの国から、
新たな流れを出したい物です。

そろそろ太陽神の死と復活の
霜月神楽の時期になりますが、
岩戸開きの御神事であったので、
朝日が上るまでやる事にって
一年を良い年に出来ますね。

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