自家栽培をする時の服をどうするか
色々と言われる事があるのですが、
車で移動中にワークマンと言う店を
発見したので寄って来ました。
農作業について話をしていると、
ダサいイメージが蔓延している
感じを受ける事が多いのですが、
服装なども要素の一つですね。
普通に街中に着ていっても良い様な、
かなりオシャレなものが多くあり、
農業してる人ってカッコいいじゃんと
イメージを一新させるポテンシャルを
感じさせてくれる場所でした。
現代の農業についた悪いイメージは、
そこまで歴史のあるものでなく、
学の無い人がやるような印象も、
江戸時代では全く違っていました。
農業について書かれた文献の中には、
非常に高度なものも見受けられ、
百姓の名の通り農作業だけでなく、
経営から様々なものにも関わる
知的な部分も存在していますね。
かの二宮尊徳も農業だけでなく、
西洋の二百年前に信用組合を作り、
財政再建のコンサルも行う等の、
超インテリ度を発揮しています。
儒教の知識がかなり散見されるので、
戦後に儒教が必要以上に悪く言われた
マイナス面は深刻そうではあります。
自家栽培について話をしていると、
農に大変なイメージを持つ人が多く、
実際にやらずに悪いイメージで
損をしている人が多いですね。
私の場合は半ば趣味になっており、
育てた野菜が口の中で喜ぶような
金で買うのとは違う感覚を得られる
人生の質を上げる物になっています。
本を読んでいると儒教についても
イメージで語られる記述が多く、
原文に書いていない話を見ると、
勉強不足を感じる所ではあります。
農業も本格的に掘り下げていけば
様々な領域の知識が必要となり、
一生勉強の世界になります。
農業が広域に渡る知的活動と
リンクした物であったなら、
農業してる人頭良いじゃんと
イメージが変わる可能性も
無きにしも有らずですね。
むしろ小賢しい金儲けをすれば、
まだそんな事をやっているのと
遅れた人になりかねない時代が
そんなに遠くない所にまで
来ていそうな気がしています。
私達の持っているイメージに、
誰かに意図的に作られた物が
多く混入しているとすれば、
その損失は想像以上に大きく、
死活問題クラスもあり得ますね。