自然栽培と言えば奇跡のリンゴで
有名な木村秋則さんがいますが、
自殺するため入山した岩木山で、
色々と悟りを得た話が伝説ですね。
実は岩木山にも調査に行っており、
色々と調べても書くかは微妙な
歴史的な話が結構あったりします。
勿体ぶっていても仕方ないので
書ける事はここで書くとして、
岩木山の木は鬼で鬼神信仰の
御神体山であったりします。
この周辺を探ると悪者でない鬼を
見つける事が出来るのですが、
私の研究を知っている方であれば、
花祭との繋がりを考えるでしょう。
東北にも鬼神信仰が存在しており、
野蛮人の蝦夷の地とされた東北の
鬼神信仰の聖地で農業分野における
革命がなされたのは象徴的ですね。
リンゴと言えば失楽園ですが、
アダムが神から禁止された
智恵の実を食べた事により、
楽園から追放されていますね。
アダムを唆したのがルシファーで、
このモチーフはギリシャ神話にも
存在している物でもあります。
一神教圏で悪魔とされた存在も
別の信仰圏では輝ける神々で、
自然を神の被造物と見る信仰と
自然に神を見る信仰とでは、
農業に関する考えも変わります。
鬼神信仰が伊勢神道に連なり
日本を守護し続けてきた事は、
今まで色々と書いて来ましたが、
トヨタ等の浜名湖周辺企業以外に
農業分野でも関係しているのは、
興味深い発見ではあります。
世界的な変革をもたらす力が
鬼神信仰に存在したなら、
徹底的に悪魔として抹消して
支配を維持しようとするのは、
ある意味当然だったのでしょう。
世界的食料危機の警告は
数年前から出されており、
執行猶予がどれだけ有るかは
不明瞭な所ではありますが、
動乱の時期に必要な鍵は、
鬼神にこそあるのでしょうか。
かの吉田神道ではこの鬼神を
自らの魂にも通じる存在として
修行がなされていましたが、
伊勢神道が説く正直と清浄が
求められているのでしょうか。