道真公は武官である藤原滋実と
親交があったとされていますが、
元慶の乱の鎮圧に抜擢され、
俘囚の立場を汲んだ対策により
争わずに終結させた事により、
有名となったとされる人物です。
後に陸奥国司となったとされるも
彼の死因は不明とされており、
不正を行う部下が多かった事で
呪詛されたとする噂が流れたため、
道真公が調査を命じたとされます。
東国と中央政府が癒着して
腐敗している事にも触れた
既得権に不都合な人物とされ、
死因にも疑問が浮上しますね。
彼が死んだとされる901年は
道真公の大宰府左遷の前年で、
両者共に後世に既得権により
歴史的隠蔽がなされた可能性を
考慮せざるを得ないでしょう
陸奥と言えば前九年の乱で
源氏が活躍していますが、
奥州藤原氏と関係があれば
面白い話になりますね。