サクラサク

桜が綺麗な季節になりましたね。

桜のクラは神楽やイワクラの
神の降臨と関係する言葉だと
花祭の本を書いていた時に
調べた事がありますが、
感じる物は確かにあります。

桜の素晴らしさは満開だけでなく
散り際の美しさにもありますね。

無常観と言うと昔の栄光を
思い出して虚しさを感じる
寂しい雰囲気がありますが、
ギラギラした欲望との
対比で語られていますね。

桜のような淡い美しさは
悪食的な欲望を感じさせず、
綺麗な生き方をしてきた人が
美しく死んでいく姿にも、
通じる所がありそうです。

芸術に関係するミューズも、
身体で表現して後に残らない
語りや動きの美しさに
関係する所がありますね。

ライブの感動は形に残せず
魂に属するものであるなら、
桜の美しさに神を見るのは
ある意味的を得ていそうです。

旬の物を食べるのは健康に良く、
季節特有の景色を見るのも
運気の切り替えに良さそうです。

一年の節目に花祭を行うのも、
太陽神の死と復活に関わる
重要な節目に意義がありますが、
花の名の由来は不明とされます。

重要な節目に花の祭を行うのが
邪馬台国の祭祀であったなら、
花見も重要な節目の儀礼で、
一年を良い物にしてくれそうです。

一年で数日しかないイベントなので、
桜を眺めれていない方は外出して、
美しさを堪能しては如何でしょうか。

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