荒俣宏さんの『風水先生』と言う
昔に発売された本がありますが、
最近何度も京都の調査に行っており、
この本を読み返す機会がありました。
この本では平安京の右京と左京で
西側が寂れて東が栄えている事に
風水的な考察をしていますね。
京都駅も東寄りに位置しており、
平安京の基本デザインよりも
東に重点を置いた都市開発が
為されて来た事が伺えます。
ただ最近の調査で見えて来たのは
道真公の時代以降に京都の西側が
大きく栄えていたのではないかと
思しき線が濃くなってきています。
頼朝に通じる源氏の源流を祀る
六孫王神社も西側に鎮座し、
宇多天皇の建てた仁和寺も
京都の北西に位置しています。
他にも幾つも回っていますが、
道真公と頼朝までを繋ぐラインに
かの安倍晴明が存在しており、
これも京都の西側と関係します。
源氏の本を書こうと思っても
道真公以降の流れを無視出来ず、
中間に安倍晴明などの話まで
含める必要が出てくるのなら、
三部作程度の情報にはなります。
ただ既存の歴史を覆すだけの
情報が余りにも出続けるので、
執筆するのがどんどん辛く
なって行くのが現状ですね。
情報が増えてソフトがフリーズし
構成すら纏められない状態なので、
どこまで執筆するかが問題です。
ブログは散歩程度で書けますが、
本は東京から大阪まで歩くような
全く別次元の活動になるので、
車や電車等の交通手段が必要で、
執筆用のソフトがいりますね。
山は結構上ってはいますが、
経験上は執筆の方が大変で、
心身共にかなり疲弊します。
収益も調査費や経費で飛び、
執筆用のパソコンやソフトを
購入出来るまでには程遠く、
まあ他にもやる事は多いので
辞めても良いかも知れません。
花祭ひとつでも大量の研究を
出して来てはいるのですが、
情報量と実地の動きとの
相関性があるかと言えば、
何とも言い切れない所です。
そろそろ食料問題も健在化を
してきそうな頃合いなので、
情報量より実地のチャレンジを
どれだけ積み上げるかの方が
重要だとは思っている所です。
今の時代は全額ベットよりも、
小さなテストを数多く行って
手応えがある物に投資する方が
成果は出やすそうな状況なので、
分かった気になるより実践です。
余分な事を考えて何もしないと
時間を無駄にし経験も得られず、
状況が厳しくなってから慌てても
後手に回る事もありそうです。
自分の責任を棚上げしつつ、
誰かがやってくれるだろうで
痛い目にあっても自業自得で、
主体性に欠けては問題です。
私の研究は主体的に動く時に、
時代的に必要と思われる情報を
提供している内容ではあり、
こう言う人にこそ読んで頂く
価値があると思っています。