ツユクサ料理

自家栽培を始めたからか、
今まで生えて来なかった草を
見る事が出来るようになり、
食べられる草も何種類かは
確認する事が出来ました。

ツユクサが食べられる事は
知ってはいたのですが、
青い花が慎ましく綺麗で
見てみたいと思っていたら、
生えていたので驚きました。

見た目は固そうですが
柔らかくて簡単に採れ、
茹でてポン酢をかけたら
贅沢品に入れても良い程の
癖のない味わいがします。

色々とやっているので
土の質が変わったからか、
自然と親しんでいるので
種を持ち込んだからかは、
良く分かりません。

草と仲良くしていたので、
美味しく食べて貰えるよう
生えて来たような気分が
してしまうのですが、
実際はどうなのでしょう。

家で野菜を育てるよりも、
食べられる草が生える方が
お得感がありますが、
自然に生えて来る方が、
色々と良さそうですね。

連作障害の話を聞くと、
同じ物ばかりを栽培して
雑草を排除するから、
バランスを崩したのかと
勝手に思っていましたが、
詳しい人に聞きたい所です。

多品目を栽培した方が、
毎日同じ物ばかり食べて
飽きるより良さそうですが、
栄養的にも土壌的にも、
メリットが多そうです。

狭い土地で収穫を狙うなら、
コンパニオンプランツの知識は
非常に有利な武器となります。

栄養過多の方が問題だそうで
虫に食われたりしますが、
人にも言えそうな話ですね。

草の根と土との関係は、
栄養を吸い取るだけでない
相互作用が存続するので、
草に土を育ててもらえれば、
肥料に頼らず済みます。

畝に足が乗りそうになったら
土に叱られた気分になり、
土にも意思がありそうな
感覚を味わっていますが、
土と良い関係を築ければ、
人生の質が跳ね上がります。

草を摘んで食べていると、
草と対話しているような
気分になって来ますが、
食べる時に草が喜ぶ様な
独特の感覚を味わえるのは、
市販では中々ありません。

食べられる草の種類や
草の活用の仕方などを
どれだけ知っているかが、
豊かさの一つの指標となる
時代になっていきそうな
雰囲気を感じています。

美味しい料理を作るのと
素材が喜ぶ感覚とは別で、
一時的な欲を満たすのと
生きる喜びを味わう位の
違いが感じられます。

雑草一つで人生の質が
大きく変わるのであれば、
近代文明が追及した物は
何だったのでしょうか。

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コメント

  1. シャイニー より:

    庭に咲く
    暑中見舞の
    蒼い花
    更なる恵みを
    知りて嬉し

    お暑うございます
    みな々様のご健康をお祈り致しております