橘逸勢編開始

道真公の話をして来ましたが、
彼が登用されるまでの流れに
書けていない所が多々あります。

歴史は一連の流れであるので、
最初のボタンをかけ間違えると、
後になってやり直しになります。

幸い私は邪馬台国や徐福の
研究をしてきた基盤があり、
ここからボタンをかけ直す事で
様々な謎が解けていきます。

本当は行基まで書いたので、
平安京遷都から書いた方が
ベターなのは確かですが、
和気清麻呂が死ぬ程面倒で、
執筆が途中で滞っています。

更にここには秦氏が関わり、
掘り下げると膨大な量に
なってしまう問題があり、
そこまでヒマでないので
手付かずな状況ですね。

ただ清和天皇の擁立から
陽成天皇~宇多天皇の
流れに繋がっているので、
ここがクリアにならないと、
復権した背景が不明瞭です。

清和天皇擁立には藤原良房が
密接に関わっていますが、
彼はそれより前にも大事件に
関わっていた事が知られます。

承和の変と呼ばれる事件により
良房が権力を握ったとされ、
ここで橘逸勢(はやなり)が
流罪となり三遠を通る途中に
死んだと書き残されています。

ここに橘逸勢神社が鎮座し、
かなり前に参拝に行った時、
私に出来る事があれば
やりましょうかと話をし、
後悔する羽目になりました。

軽い話だと思っていましたが、
余りに情報が多く出てきて、
処理するのが死ぬほど面倒な
状況に陥ってしまいました。

しかしここも歴史的には
重要な部分である事は
間違いない話でもあり、
空海の謎にも関わります。

軽々しい約束をするのは
良く無い事が痛いほど分かる
経験をしてしまいましたが、
殺された逸勢の方が遥かに
大変な思いをしていますね。

菅原道真編を無料で出したので、
橘逸勢編は有料にしたとしても
どの程度の質をか分かった上で
判断すれば良い話なので、
有料でも問題は無さそうです。

無料で養育されているのは
幼稚園児の段階の話であり、
早々にこの段階を卒業しないと
良い大人として問題のある
段階に止まる事になりますね。

どう運営するかについては、
故人の事を書く上においては
私の一存で決められないので、
橘逸勢神社に参拝に行きました。

一人で行くと静かな時間が取れ、
色々と思う所がありましたが、
鎮魂と時代的な意義を考えて、
基本無料で出す事にします。

しかし公的な目的で出すので、
知っても必要な事をしない
礼儀の無い人であれば、
読まないようにして下さい。

大義のために命をかけた故人に
興味本意で関わるのであれば、
相手から見て非常に失礼だと
思われても致し方ありません。

彼らの生き抜いた時代には
現代に通じる問題があり、
我々の生き方を見直すのに
必要な情報が含まれています。

故人に失礼な対応をすれば
自分も失礼な目に遇いかねず、
ケチな対応をしてしまえば
ケチな事をされかねません。

思われている以上に壮大な
大変革の時期の話であり、
この類いの歴史の隠蔽は、
現代に生きる人の生き様を
卑小にしかねません。

彼の時代を鏡とする事で、
現代の時代的要求に対して
成果を上げる人が出る事を
期待して書き始めます。

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