空海の調査に奈良に行きましたが、
殺人的な暑さで命が危険ですね。
橘逸勢周辺の歴史を見ると、
奈良に怨霊として祀られた
幾人もの人が関わるので、
記事を書き始めるにあたり、
参拝して話もしてきました。
興福寺まで歩いて行ってから
レンタサイクルを借りようと
計画をしていたのですが、
ヘルメットが努力目標となり
レンタルを辞めたそうです。
結局は暑い中を遠くまで歩いて
借りに行く事になりましたが、
レンタル代も時間換算ではなく
1日単位の料金設定だったので、
かなり割高になってしまいました。
暑すぎて水分補給のために
何度も喫茶店に入ったり等で
思った以上に経費がかかり、
中々に手痛い経験です。
大安寺で本を調査していたら、
爪で表紙を傷つけてしまい
購入する羽目になりましたが、
何かと重なる物ですね。
では収穫は無かったかと言えば
結構な事が分かりましたが、
価値ある情報を得るためには、
相応の対価がいるのでしょうか。
口先だけ調子の良い事を言って、
いざやる事をやる状況になると
逃げる人もいたりするので、
最低ラインがクリア出来るかを
問われる事は多そうです。
何でも与えれば良いかと言えば
資格が必要とされる事もあり、
タダや楽をするのが良いかは、
何とも言えない所ですね。
私としては死ぬ時になって、
行き切ったと思える様な
生き方が良いと思っており、
この類いの苦労であれば、
まあまあと言う所です。
現場に行くと想定以上に
色々と出てくる物なので、
計画よりも多くの場所を
調査する事になりましたが、
こう言う苦労を繰り返して
研究を進めている状態です。
奈良の調査についての話も
色々と書きたい所ですが、
通説を覆えしかねない
情報があったりします。
史料が残されていないので
迷ったら現場となりますが、
延々とこんな事を続けるのは
宜しくはないと思います。
知力より体力と精神力の
勝負となる領域が多く、
現役が長いジャンルでは
無いとは思いますね。