美濃焼き

図書館に本を返しに行く途中、
巨大な自転車に乗った人が
店を出しているのを目撃。

陶芸を販売していましたが、
どこか見覚えのある感じで、
聞いてみたら美濃焼きでした。

普段は岐阜城の近くで
店を出しているそうで、
岐阜城と言えば織田信長、
最近の研究テーマです。

近頃は岐阜の歴史関係者と
古代史に関する議論をし、
焼き物の知識も増えたので
ビビっと来ましたね。

陶芸界で伝統と言っても
明治以降の話だそうで、
縄文や弥生まで遡る事は
殆ど無いと言う話です。

私のように土師氏にまで
踏み込む事は殆ど無く、
歴史認識が違えば工芸品の
価値の認知も変わります。

そもそもが歴史を研究すると
疑問が果てしなく出て来て、
研究するのも大変ですね。

私の研究も議論の対象に
入れる人が出て来るなら、
地域振興や伝統ある分野も
価値認識が変わりそうです。

学術であれば何が正しいと
断定する事自体が間違いで、
むしろ分かっていないのに
分かった気になってしまい、
調べない事が問題でしょう。

歴史の教科書を見てみても、
何故この様に言い切れるか
質問して答えられるかが
微妙な記述が多くあります。

邪馬台国も様々な議論が
交わされている状況で、
断定する記述をするのは
非常に問題があります。

それよりは議論の内容を
明示した方が子供達も
興味が湧きそうですね。

丸暗記は時代に合わず、
論文を書かせたり、
議論をさせたりすれば、
勝手に覚えたりします。

日本ではディベート教育を
している学校が少なく、
口論で勝つための技術を
ディベートと思っている
ケースすら見受けられます。

上の言った事を聞くだけの
単純労働者生産の教育は、
AIに仕事を奪われるので
見直しが必要でしょうね。

美濃編を書き始めたら、
余りにも沼が深すぎて
今までの研究すらも
超えるレベルの世界が
出て来そうな雰囲気です。

しかしこれを出すには、
諸条件がクリアされた
状況になっているかが
問題になって来るので、
出せるかすら不明瞭です。

本に書くなら信長がメインで
古代史まで踏み込んでいき、
世界史の深層にまで辿り着く
壮大な話になりそうですが、
個人的には執筆するよりも
引退したい気分ではあります。

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