かの有名な森永卓郎さんが、
ガンで残り短いと言う事で
暴露本の出版をしており、
図書館で調べてみました。
『書いてはいけない』順番待ち (141位)
『ザイム真理教』順番待ち (122位)で、
もの凄い人気があるようですね。
やはり人間は死と向かい会うと、
後悔しない生き方を考える人が
大勢出て来るようになるのは、
昔から変わり無い話のようです。
案外と長いようで短いのが
人生であったりするので、
長期計画を立てると共に、
いつ死んでも良い生き方を
心掛ける事で得られる物は、
かなり大きい感じがします。
どう生きるかは管理出来ても、
いつ死ぬかを管理する事が
不可能なのであれば、
生き方に責任を持つのが
必要な事なのでしょうね。
自殺は切腹とは全く違い
ドロップアウトなので
管理の内に入りませんが、
死んだら無と言うのも、
一つの信仰体系でしょう。
心理学的には死への恐怖は、
死ぬ事自体に対してではなく
地獄行きの恐怖とする説は、
岩戸開きの本に書きました。
心理学的に言う死と再生が
岩戸開きの密儀であったなら、
真の生を謳歌する事によって、
生死を超えられるのでしょうか。
孔子は死について聞かれると、
お前は生も分かっていないと
答えたとされていますが、
朝に道を開けば夕に死んでも
良いとするのも同じでしょう。
なぜか私も生と死の境界線が
アヤフヤになって来ており、
美しい景色を見ていると、
そのまま向こうに行きそうな
気分になる事もありますね。
と言う事で森永さんには
若干の共感がありますが、
私と違って大物なので、
完全燃焼して頂きたいと
切に応援しています。
まあこれでガンの治療で、
こうすれば良いと言う話が
実際に効果があったなら、
感動を返せ的な雰囲気に
なりそうではありますね。
色々な治療法もあるので、
気になれば試してみるのも
一興ではあるのでしょう。
ただ一旦死を覚悟したらなら
例えガンが治ったとしても、
凄い生き様を見せそうです。