神戸から日本へ

日本のスポーツの歴史や伝統は、
神戸が最高峰に位置しています。

神戸は横浜と並んで、
欧米文化やスポーツの
移入窓口だったそうです。

明治四年(1871)11月11日、
神戸外国人居留地で行われた
サッカーの試合が日本初で、
ここから全国に広がります。

ゴルフも神戸発祥とされますが、
英国人のA・H・グルームが
六甲山に別荘を建てた後に、
四ホールだけのプライベートな
ゴルフ場を作っています。

二年後に九ホールに増設して
多くの愛好者を募った事から、
神戸ゴルフ倶楽部に発展します。

神戸レガッタ&アスレチッククラブは
英国人アンダー・キャメロン・シムが
明治三年(1870)に創設した
日本初の総合型スポーツクラブで、
これも神戸発のようですね。

更にこのシムは神戸居留地から
摩耶山の天上寺の往復競争を企画し
自らも走り優勝したそうですが、
これが日本初のマラソンとされます。

神戸には日本全土に波及させる
効果でもあるのでしょうか。

戦後の日本は芸道や武道より
芸能界やスポーツに目が向き、
人格完成より欲を求める様な
方向性で進んで来ましたが、
行く先は厳しそうですね。

では神戸から次の時代に必要な
様々な発信をしていったなら、
この国はどうなるのでしょうか。

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