中東の宗教対立

中東は紛争の耐えない地域と
思われて来ていますが、
スンニ派とシーア派の対立が
イスラム圏内で続いています。

本当は織田信長の本の中で
詳しく書くべき内容ですが、
この問題の原因を探る鍵を
菅原道真の本に書きました。

急いで出版した理由の一つに
この問題があるかですが、
実際のところ書いている時は
全く考えていませんでした。

ただ時代的に必要であろうと
苦労して紛れ込ませたので、
何かしら気配を感じ取って
いたのかも知れませんね。

この問題の源流を辿ると、
アレクサンダー大王により
滅ぼされたペルシャまで、
遡る事になって来ます。

既存の本ではこの領域まで
言及してある物は珍しく、
二つの派の宗教観の違いの
根底に何があったかの理解が
困難な状況となっています。

歴史関係者と話をしていて、
郷土史の域を超えているから
名刺を書き直した方が良いと
言われた事があるのですが、
日本史が世界史と深い接点を
持っていなかったとされる
歴史観が影響していますね。

私の徐福や邪馬台国の本を
読んだ方なら分かりますが、
遥かに昔から世界規模の
スケールで展開したのが、
この国の歴史であったなら、
現代は余りに矮小ですね。

安倍晴明の本の次に、
鎌倉幕府と南朝の本に
取り掛かる算段ですが、
これらに古代ヤマトの
世界的な規模の展開を
書くつもりでいます。

安倍晴明もこの領域まで
関係しているようなので、
既存の陰陽師に付随する
イメージが大幅に変わり、
遥かに壮大な領域にまで
関わっていたら大変です。

トランプ再戦によって、
世界情勢に大きな流れが
出てくるとは思いますが、
ではこの国の存在意義は
何処にあるのでしょうか。

様々な宗教問題が山積みの
世界情勢ではありますが、
これらの問題の深層にある
闇に光を当てていくには、
日本独自の宗教的な土壌が
役に立つと考えています。

この国から認知を広げて
世界に波及させられるなら
存在意義はありそうですが、
自立して諸外国と渡り合う
ビジョンを見る事は稀です。

この変動の時期は時代的な
気宇壮大なビジョンこそが
求められると思うのですが、
私も他に期待していては、
依存し過ぎなのでしょうね。

私の研究も流れを出すための
一助となれば良いのですが、
どう推移するのでしょうか。

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