六甲山神社を調べてみると、
祠のそばのウツギの根元に
神功皇后が黄金の鶏を埋め、
元旦の黎明には鶏の鳴き声が
六甲山に響き渡ると言う
伝承が残されている様です。
太陽にいるのは烏ではなく
鶏とする伝承もあるようで、
下鴨神社には金鶏八咫烏が
祀られているようです。
暁を知らせる金の鶏の伝承は
金鳥山とも関係するのか、
金鳥山だけでなく甲山にも、
ヤタガラスが関係しそうです。
甲山山麓の神呪寺にある碑は、
元亨釈書の記述に基づいて、
神功皇后が国家平安守護のため
山頂に如意宝珠と兜を埋めた
伝承を伝えていますね。
六甲山系から独立した甲山は
兜と絡めても良さそうなのに、
むしろ尻尾の位置とされる
微妙な立ち位置な神山です。
六甲山修験道から外れた
甲山ではありますが、
他に金鳥山との関係性が、
存在しているのでしょうか。
神呪寺にはこれ以外にも、
籠神社と関係する要素を
見つける事が出来ます。