天穂日命と国譲り神話

天穂日命と言えば国譲り神話で
大国主の元に送られたものの、
そのまま居座り帰国しなかった
神として古事記に語られますが、
出雲口伝では全く違っています。

ただ出雲口伝は裏を取りたくても
ほぼ不可能な伝承ではあるので、
古事記が怪しい書物だとしても、
此方もどこまで信憑性があるか
不明瞭な部分がありますね。

特殊な筋から表に出ていない
情報を聞いたりした時には、
マウントを取りたくなるのも
あるあるな話なのでしょうが、
古史古伝も言っている事が、
それぞれ違ったりしています。

ロマンであったり口伝として
内部で大切にするだけなら
特別言う事も無いのですが、
表に出せば学術的な検討が
入るのは致し方ありません。

心無い事を言われたくないなら
表に出さなければ良いですが、
サニワされるのが嫌であれば、
自ら間違っている可能性を
認めている事になりますね。

言い掛かりをつける事により
マウントを取りたいだけの
三流学者しかいないのなら
出さないのが妥当ですが、
優れた人もいるにはいます。

表に出すと公的な話となり、
中には新興宗教のような
危険な目的があるのではと
勘繰られかねない活動も、
無いとは言い切れません。

ところで私は出雲=三遠説で
色々と情報も掴んでいますが、
三河一宮の砥鹿神社奥宮にも、
天穂日命が祀られています。

ここを掘り下げたい所ですが、
テーマが逸れるので別の機会に。

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