六甲比売神社は7世紀に渡来した
法道仙人開基の多聞寺奥の院と
伝えられているようですね。
しかし六甲比命講によると、
かつては廣田神社の奥宮で、
天照坐皇大御神荒御魂を祀る
伊勢神宮内宮別宮荒祭宮の
奥宮であったとします。
ここのイワクラは壮観ですが、
行った時は雨が降っていて、
参拝後に晴れて来ました。
毎日滑ってはいるものの
足元が滑ると危険なので、
参拝者は要注意な場所です。
ここの岩に花山天皇の
名が彫られていましたが、
安倍晴明と関係する線が
非常に濃くなって来ます。
安倍晴明は芦屋の陰陽法師・
芦屋道満と戦った事で知られ、
芦屋の陰陽師は俗物ばかりの
酷い言われようです。
しかし安倍晴明が芦屋とも
関係を持っていたとすれば、
芦屋の陰陽師による祭祀が
復興していた可能性があり、
ここが太陽神祭祀であれば
銅鏡にも関係しそうです。
三種の神器の鏡は太陽神と
関係付けられる神器ですが、
六甲山周辺にも鏡に関係する
痕跡が多々発見されています。