祇園祭と言えば京都ですが、
東三河にも残されています。

豊橋市の吉田神社の祇園祭は
壮大な花火で有名なのですが、
実は豊川稲荷のすぐ側にある
進雄神社でも開催されます。

よく豊川稲荷に行った時に
祇園通が存在しているので
何だと思っていたのですが、
進雄神社はスサノオでなく
牛頭天王を祀っていたので、
その関係のようですね。
この神社が側の豊川稲荷と
密接に関係している事は、
豊川稲荷の本に書きました。
更には南朝皇子も関係し、
物凄い場所であるはずが
地元でも歴史を知らず、
勿体ない状態にあります。
この祇園祭には鬼が登場し、
豊橋市の鬼祭とは違って
虎のパンツを履いていない
全裸丸出しの酷い姿です。

クマ吉じゃないんだから
せめてネクタイだけでもと
セルフボケ突っ込みをして
色々と調べていましたが、
ここの鬼も悪者ですね。
酒呑童子を退治した源頼光が
隣の緑の人形だそうですが、
キャスティング的に面白い
ヒントを与えてくれます。
彼の時代は安倍晴明と
リンクして来る事から、
本に色々と書いていて
結構調べてあります。
ジグソーパズルよろしく
ある程度まで分かると、
断片的なピースを見ても
どこに嵌めれば良いかが
簡単に分かって来ます。
彼の伝承が作られたのが
その時代の後であれば、
平家~室町辺りの時代に
作られた事になります。
豊川稲荷が南北朝の戦で
歴史を封印された事は、
本の中に書きましたが、
同時期の話でしょうね。
となると南朝の時代には
祇園祭でも鬼が登場し、
この鬼が牛頭天王だった
可能性が浮上して来ます。
京都の祇園ばかりが
騒がれていますが、
私が東三河の話題を
取り上げているのも、
地元ビイキではなく
根拠あっての話です。
東三河に祇園の深層に
アクセス出来る痕跡が
存在しているのなら、
艮の金神の深層を解く
鍵にもなり得ます。
祇園と艮の金神には
深い関係が存在し、
世界史の深奥にも
連なって来ますね。
であれば神道関係者で
東三河に触れない人は、
メクラである可能性も
出て来る事になります。
艮の金神を話題にして
試聴者を稼いでいても、
飽海遺跡すら無視して
資格があると言えるか、
微妙な話になりますね。