郷土史の研究でギリシャが関わるので
関連文献を読み漁っているのですが、
アレクサンダー大王がホメロスの愛読者で
戦争にも本を持参していったとされています。
文学的に評価が高く格調が高い本ですが、
アリストテレスが別の意味で勧めたそうで、
隙間時間を見つけては読んでいると、
アカイアの地名がやけに目につきました。
豊橋には赤岩の地名があり鬼祭とも関係します。
赤岩とアカイアが似ているので
関係はないか調べてみてみました。
アカイアはペロポネソス半島の北部および
テッサリア南部の古代ギリシアの地域名で
ペロポネソス半島北部の中心地であるパトライ(パトレ)は
肥沃な農業地帯で柑橘類やオリーブが採れたそうです。
ホメロスの本ではギリシャ人の総称としているようですね。
古代アカイアの12の市は宗教的な同盟を形成し、
これがアカイア連盟の母体となったとされ、
ミケーネ文明の発祥地ともされています。
アカイアはB.C.146年にローマの戦争により
マケドニアの一地域として支配されたそうなので、
徐福の時代にはアカイアは存在していますね。
日本の古代史は資料が少なく、
微かな可能性から研究を掘り下げていくので
確度の高い情報になりにくいものが多いですが、
少しでも研究を進ませない事にはその後がありません。
徐福王朝とギリシャの関係は研究した内容を
本に詳しく書いてはあるので省略しますが、
関心のある方は調べてみると
面白い発見があるかも知れませんよ。