レイラインと桃太郎

今日は年の起点となる春分の日ですが、
春分・秋分を結ぶレイライン上の聖地群
犬山市の桃太郎神社が位置しているそうで、
鬼道との関係が気になり参拝に行きました。

この神社の像は余りにも独特な雰囲気で、
メルマガ読者を誘おうか考えていましたが、
微妙に危なそうな気がして辞めました。

ここはB級神社としても有名で、
物凄いテイストの場所でしたね。

鬼道と関係しているかと思いきや、
社務所で話を聞いてみたら
昭和に建てられた神社だそうで、
本来は桃山を祀っていたのを
この場合で参拝出来るように
したと言う事だそうです。

桃太郎は鬼退治を終えると
桃山に姿を隠した伝えられ、
桃太郎の御神体とされたそうです。

この山にはストーンサークルがあり
横には山神も祀られているので
古い時代から信仰の対象であり、
どうもこの山がレイライン上に
位置している可能性がありますね。

鬼道との関係は不明ですが、
鬼道とストーンサークルの間に
何らかの関係が存在した可能性を
垣間見れただけでも収穫です。

この桃山の麓に栗栖神社があり、
近くの場所から移されたようですが、
御祭神は饒速日の子ウマシマジヂで、
やはり鬼道と饒速日は関係しそうです。

老夫婦が流れてきた桃を食べたら
若返えりハッスルして生まれた子が
桃太郎であったのが原型とされ、
後に訂正された等の話がありますが、
桃が関わる事には変わりありません。

イザナギが黄泉の国で桃の実に助けられ、
この桃の神を桃太郎神社で祀っていますが、
悪鬼を退治する象徴が桃であるなら
桃山も鬼道の聖地の一つであり、
鬼神を押さえ込むための呪術として、
桃の名が付けられたのでしょうか。

鬼道の聖地がレイラインと関係し、
古代の太陽神とされる饒速日と関係すれば、
鬼道も太陽神崇拝との関係があるのか、
花祭も太陽が最も弱まる霜月に行われます。

鬼道が太陽神と密接に関係するなら、
卑弥呼も日巫女だったのかも知れません。

レイライン上にストーンサークルを作り、
鬼道の祭祀を行ってきたとすれば、
鬼道は想像以上にレベルが高かったので
魏志倭人伝で酷い漢字を当てられたのか、
倭国が劣ったニュアンスで書かれています。

以前も日巫女説を書いた事はありますが、
一字一句同じで丸パクリした人がいるので、
基本的な道理くらいは欲しいものです。

日本列島を横断する聖地の確保は、
やはり伝承にある天岩船に乗って
空中から査察されたものなのでしょうか。
これだと古代中国の神の降臨の概念に
非常に近いものがありますね。

レイラインの存在は天孫降臨神話を
リアルに感じさせてくれますが、
高度な科学力を保持していた文明が
天と調和した国土開発をしていたとすれば、
現代より色々な意味で優れていそうです。

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