令和の百姓一揆に参加してから
甲府駅まで移動しましたが、
途中で中央線が大月駅に止まり
乗り換えする流れでした。
中央線の終電で寝過ごした人は
この駅の周辺で一泊なので、
結構大変そうな感じですね。
三日連続で徹夜だったので、
日曜日は一気に疲れが出て
風邪と頭痛で大変でしたが、
これでもスケジュール的には
カツカツで余裕は無いですね。
甲府と言えば武田信玄の墓に
一回行っておきたかったのに、
深夜に到着で始発の移動で、
軽い観光すら出来ません。
ところでなぜ大月市なのかを
調べてみても分からなくて、
邪馬台国の本に大月氏国を
書いた事を思い出しました。
匈奴に追いやられた月氏が
西に逃げて大月氏国を建て、
ここからクシャーナ朝が
独立して大乗仏教が出る
流れとされています。
大月氏国は魏の国から
金印を賜っていますが、
ここと卑弥呼の他は
金印より低い印だけで、
邪馬台国が超大国として
認知されていそうです。
もし大月氏国が大月市と
関係するのであれば、
倭国大乱で大月氏が
侵略した可能性があり、
調査が必要ですね。
別の仮説も立てられますが、
クシャーナ朝=大月氏国で、
これは私が本の中で書いた
研究に繋がっています。
余裕があれば調査したかった
テーマではあるのですが、
流石にここに行く機会は、
二度とは無さそうです。
月氏に関しては様々な話が
出回っているのですが、
私の邪馬台国の本を読んで
イメージが覆る可能性は、
相応に高いと思います。
以前マニ教が他の宗教に擬装し
悪事を働いていた記事を書いた
記憶があるにはありますが、
新興宗教がやっている事は、
ここの焼き直しが多そうです。
神話や歴史を都合良く改竄し、
いかにも良さそうな教義で
信者を獲得して行きつつも、
裏で悪事を行なおうとする
目的で動いているのなら、
似た話になりかねませんね。
マニ教はキリスト教の最大の
ライバルとされていたそうで、
スピリチュアル界隈において
余り話題にされないのが、
怪訝な感じを受ける所です。
更に一口にキリスト教と言っても、
異端とされたネストリウス派が
密接に関わっていた都市である
コンスタンティノープルの存在も、
殆ど話題に上げられませんね。
バチカン帝国は裏の陰謀と共に
良く語られる事はありますが、
こちらも千年続いた都市で、
バチカンの西ローマに対する
東ローマ帝国の歴史の排除は、
認識を大きく歪め兼ねません。
更に問題なのがかのソグド人が、
ネストリウス派と共にマニ教も
信仰していた事でしょうね。
ブログでは書かなかった物の、
菅原道真の本にこの周辺を
書くために苦労したのは、
誰も言及しないからです。
某雑誌で読んだ程度の知識の
範疇を超えない話ばかりで、
自分で調べないケースが
多そうな気がしますが、
何でも鵜呑みは危険です。
私の研究も鵜呑みにせずに、
疑問があれば自ら調べて
データと根拠をセットに
主張していく事により、
研究が進んでいきます。
少し特殊な事を知っただけで
良い気になってしまえば、
素人を鴨ろうとする人達に
利用されかねない危険性は、
変わっていなさそうです。
歴史から学ぼうとしても、
嘘の歴史を元にすれば、
相手に都合の良い結論に
誘導される危険性も、
相応に高くなりますね。
私の本だけでなく様々な説を
検討した上での自己責任による
判断を疎かにしてしまえば、
何度も騙されたと相手側を
非難する事になりかねません。
全否定は全肯定と大差ないので、
自分で考える力を培うためにも、
近年のスピリチュアル界隈に
どっぷり浸かっている人には、
是非とも私の本にも目を通して
頂きたいと願っています。