士農工商

江戸時代は身分制度が差別的で、
士農工商でガチガチに固められた
閉鎖的な封建主義の世界にあった、
酷いイメージが蔓延していました。

しかし士農工商や四民(しみん)は
古代中国から用いられた言葉であり、
徐福より遥かに前から使われています。

『漢書』の食貨志上を見ると
「士農工商、四民有業」とあり、
老若男女のように職業を網羅した
全体性を示す用語となっています。

士農工商は昭和の歴史教科書まで
江戸時代の階級制度とされており、
1990年代以降の研究で否定され、
2000年代に士農工商の記述は、
教科書から削除されたそうです。

ここには江戸を悪く言う事により、
明治政府の政策による悪化について
色々と言わせないようにする意図が
混入していそうな雰囲気もしますね。

明治には近代国家へ脱皮のために
中世封建制社会の身分制度の破棄が
必要な事と考えられた事により、
身分制度を廃止し四民平等の政策が
採択されたと言われていますが、
財閥が出たりと色々あります。

封建制度の議論は簡単ではなく、
海外も含めた総合的な研究をすると
一章は軽く書けそうな分量ですが、
専門的な議論となって来るので、
国会図書館行きは必須でしょうね。

明治以降に日本が支配された事は
様々に語られて来ていますが、
江戸のイメージを悪くする事で
民を暗愚にする政策があったなら、
強みまでもが奪われてしまった
可能性も浮上して来るでしょう。

どちらかと言えば現代の方が、
一部の裕福層への優遇の陰で
深夜まで昔の奴隷以下の条件で
働かされている人も多くいて、
年貢の取り立ても江戸以下の
悲惨な状況にありそうです。

自然との循環がほぼ完璧であった
江戸のシステムと比較しても、
自然から搾取して贅沢をしても
責任を誤魔化す西洋文明に浸り、
自滅寸前なら優れているとは
言えない気もして来ますね。

ロックフェラーは石油利権を牛耳り
代替エネルギーを潰しており、
良からぬ目的のため経済を用いて
支配する流れが続きましたが、
これが崩壊した後どうするかは、
まだまだ不明瞭な状況でしょう。

江戸は儒教が広く教えられており、
儒教経典では天神地祇への祭祀が
重視されていた事を考えると、
農業も地の神との関係を重視した
神道的な営みだったのでしょうか。

江戸の議論は余りに広大なので
簡単には扱えないのですが、
江戸幕府の情報を捏造をして
日本をおかしくした勢力が、
薩長とその裏で糸を引いていた
イギリスと見られたりもします。

しかしそれ以前に江戸幕府への
長期的な謀略を仕掛け続けていた
勢力の存在について語られる事は、
全く見た事が無いのが現状です。

これが現代まで続く天皇論や、
精神世界に影響を色濃く残す
危険性が高い物である事の
認識が余りにも弱い状況です。

私の神道の研究が発端となり
広域な議論が始まるのか、
陰謀論界隈ですらスルーする
鬼門扱いされるのかに周辺は、
まだ微妙な状況にあります。

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