勉強の出来るアホ

歴史の本を書いていると、
一般人の知らない知識を
大量に知る事になります。

ただ研究をすればする程、
学校の歴史は役に立たず、
悪害すら多い印象すら、
受ける様になって来ます。

あんなテストで高得点を
取っただけで頭の良さを
社会的に評価されるなら、
危険な風潮でしょう。

頭の良さが何なのかは、
話していれば何となく
分かって来るのですが、
知識が多くても頭の悪い
印象を受ける人もいます。

私も小難しい本を何冊も
書いている人間ですが、
時代的な意義のためで、
普段はアホな話ばかり
している程度ですね。

黒歴史の中二病をさらす
会議などをよくしていて、
mixiに書いたポエム等の
共感性羞恥の痛々しさを
ネタにして遊んでいます。

知ったか振るよりも、
アホを楽しんだ方が
面白く生きれますが、
踊る阿呆に見る阿呆が
本当の所でしょうか。

真の意味で頭が良いとは
どう言う事なのでしょう。

豊橋市で最も学歴の高い
時習館高校の名前は、
学びて時にこれを習うの
論語の一説から来ており、
江戸時代は儒教を教える
藩校とされていました。

学歴だけがあっても、
論語に照らし合わせて
人格の欠落した行為を
行っているとすれば、
本来は落第点ですね。

薄っぺらで中身のない
成果しか残せないなら、
キャリア等の外面だけ
取り繕っている程度の
小人でしかありません。

本来の歴史は難局に対し
どのような生き様での
対応をしたのかを学べる
生きた学問であった事は、
春秋左氏伝に目を通せば
分かって来る事です。

戦後はアメリカ支配に
都合の良い洗脳装置に
成り下がった教育も、
共和党により変革が
進んでいる状況下では、
見直しが必要でしょう。

一般人も政治に関心が
高まっている状況下で
肩書きだけ誇っても、
中身がスカスカなら
マイナスの評価を
受けかねませんね。

西洋主導の経済では、
目先の私利私欲での
闘争がメインですが、
これでは長期的には、
持つはずがありません。

焼き畑の様に他に移る
余裕がある内ならば
好き勝手が通っても、
縮小中の日本の中で
キャリアを得ても、
先細してアウトです。

財務省解体デモでは、
若手の財務省による
内部告白がなされ、
時代を感じさせます。

逃げ切れると言う幻想を
持てる老害とは異なり、
沈む船に乗っていれば
自分もダメになるなら、
執着しても無意味です。

財務省を辞めた若手も、
共倒れする前に出れて
英雄になったのなら、
目先の利害より大きな
信頼を得そうですね。

もし遅れていたなら、
財務省と共に悪者の
レッテルを貼られて、
再起の道が途絶える、
危険もあったでしょう。

難局であれば本当の
頭の良さが問われる
時代になりかねず、
頭だけではリスクを
背負う覚悟までを
得られもしません。

時代を変えるのは、
大バカか大天才かの
二択が多いですが、
私に限って言えば
天才は無理なので、
大バカ路線ですね。

金も命もいらない人が
時代を変える事が多く、
要るには要りますが、
儲けを考えれば即座に
辞めた方が良いのが、
このジャンルでしょう。

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