女性首相の出現に関して、
ヘレニズム系の女王の話を
記事にしておきましたが、
これとは別に一神教系でも
女王が存在していました。
唐を荒らした則天武后の
悪業は知られていますが、
天武天皇の后とされる
持統天皇も女帝ですね。
天武の后に則するとあり、
持統天皇に習ったのなら、
彼女が悪逆無道の女帝と
なりかねない話でしょう。
壬申の乱が終わってから、
古事記・日本書紀の編纂で
歴史を一本化した人物です。
表に出ない所では崩御前に
謎の三河行幸を断行して、
様々神社を建てていますが、
吉田神社の隠れ御祭神で
天照の座に座っています。
太陽神にも二系統があり、
一神教系のミトラこそ、
終末に再臨するイエスと
関わりの深い神ですね。
ここで二系統の弥勒菩薩が
登場する事になりますが、
片方はイエスに酷似した
預言の関わる菩薩です。
則天武后が弥勒菩薩を
自称していたのですが、
悪業を行う菩薩であれば、
どんな宗教なのでしょう。
持統天皇もこの信仰との
関係が深い存在であれば、
則天武后の行った政治から
色々と察する事が出来ます。
となるとどちらの系統の
女帝であるかによって、
優れた政治を行うのか、
善を語り悪業を重ねる
悪魔崇拝的になるかが、
分かれて来そうですね。
女性としての癒しや気品、
巫女的な直感力ではなく、
権謀術数や権力欲を満たす
陰湿で黒魔術的な気配すら
感じさせて来る系統なら、
民に歓迎されないでしょう。
片手落ちの議論であれば
問題になりかねないので
一応は触れておきますが、
政治に期待し過ぎるのは
依存となりかねません。
農業問題は普段の食生活と
離れていない問題であり、
自らの行為の責任の全てを
押し付けるのはNGです。
何を買うかは自己責任で
選ぶ事が出来るのなら、
悪いのが分かりつつも
買い続けた事によって、
飢える事もあり得ます。
自分の行為のツケであれば、
自分に反って来る前提で
考えないといけませんね、
江戸時代がお上に任せて
依存していたと言う説は、
どこから来たのでしょう。
庶民でも寺子屋で儒教を
学んだ時代であったなら、
儒教の革命思想にすらも
認識はあったでしょう。
革命思想は天下人に対し、
酷い政治を行っていれば
革命されかねませんよと
警告で使われていたのに、
ねじ曲げられていますね。
江戸を悪化させ転覆させる
裏の動きがありましたが、
これを語る人は皆無です。
この歴史がどれだけ現代と
重なっているかが問題で、
現代の読み辛い所です。
新興宗教に騙されるだけなら
自己責任論で終わらせても
問題無いかも知れませんが、
オウムの資金源に利用され、
テロに使われれば大問題です。
何でも始めは良さそうに
アピールして来ますが、
歴史の鏡が歪んでいると、
同じ手にひっかかる事が
繰り返されかねませんね。