本居宣長と浄土真宗

本居宣長の父祖には浄土宗の篤信者が
少なからず存在していたとされます。

彼の父だけでなく本人すらも幼時や青年時代に
浄土宗の書物を読み儀式に参加し法名を得た事が
彼の伝記から明らかに徴証されたとされており、
非常に厄介な問題が浮上して来る事になります。

『弾笑語神敵論』には晩年の本居が、
日課として一室に籠って人を斥け、
秘かに浄土文書の三部経を読んだ事が
門人帆足長秋の実見談の聞伝へとして
記されているのは事実の様です。

ただこの書は平田篤胤が仏教を批判した
『出定笑語』批判のために書かれたとされ、
攻撃のため嘘をついた可能性がゼロとは
言い切れない部分があるのも確かです。

ただ彼が晩年まで信仰を続けたかまでは
良く分からない状況のようなのですが、
幼少期から家系の影響で浄土宗への
信仰に浸かっていた環境にあったなら、
彼の出自が問題となって来るでしょう。

信長が最も苦戦したのが一向一揆で、
信じれば救われるとする信仰には、
キリスト教との類似性があります。

浄土宗は阿弥陀信仰に属しますが、
アミターバ(無量光)は光の宗教
ゾロアスター教のミトラ神で、
平家の信仰にも直結しています。

これも私の日本のDS=平家の残党説を
補強する根拠の一つとなり得るかは
完全な確証が無く断定出来ませんが、
後々に学術的な研究が進んで行く事で
どちらに転ぶか見物の課題でしょう。

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