日本最高の神社が伊勢神宮とされていますが、
伊勢神宮と言う呼び名は本来はNGで、
伊勢の神宮ないし太神宮が本来の呼び名です。
細かい事を言う男は嫌われますが、
歴史的な根拠がある話です。
伊勢神宮は通り名で広まっているので
一般的に通用しているのですが、
伊勢は地名であり出雲神に由来します。
神武東征に対抗した伊勢津彦が
その名の由来とされており、
伊勢神宮では出雲神の神宮となるので、
この呼び名は嫌われているようです。
で、何でも三遠に強引に絡めるつもりだろうと
定番の突っ込みが来そうですが、
実地調査し図書館で郷土史を読み漁ると
その可能性が浮上してくるのは確かです。
渥美半島と伊勢志摩は海を隔てすぐにあり、
中間にある神島のゲーター祭は有名です。
三ヶ日で織った神衣を豊橋を経由し
船で伊勢に送る事がなされているように、
陸上ではなく海洋交通で考えればお隣ですね。
豊橋の某神社の隠れ御祭神に纏わる歴史や、
岩戸開きと伊勢外宮の度会氏との関係、
豊橋の牟呂八幡から始まった「ええじゃないか」等、
三遠と伊勢との歴史は深い部分で関わっています。
現在執筆中の本の諸々の課題をクリアすれば、
ええじゃないか、鬼道、アメノウズメの
何れかの執筆に取り掛かろうかと考えていますが、
現在三冊同時執筆という頭の狂った事をして
想像以上にヤバい事になっているので、
どこかで執筆に区切りを入れるかも知れません。
銅鐸と岩戸開きに関しては執筆を終えているので、
実地の動きで勝負する段階かも知れませんが、
この周辺を書いているのが自分位しかいないのが
中々に痛いところですね。
夜になると目が開かなくなってくるので、
やり過ぎると生活にすら支障が出ますね。
失明するのはNGなので適当に辞めにします。
本での儲けは微々たるものなので
ビジネスで考えれば割があいませんが、
基礎をしっかり造っておかないと
薄っぺらい動きしか出てこなかったり、
美味しいところだけ持っていこうとする人が
無責任に利用しかねない問題などがあり、
必要十分ラインの見極めが難しいところです。
伊勢の歴史の分岐点には幾つかあり、
壬申の乱や明治維新の前後で
神宮の扱いが変わっています。
壬申の乱で消された古代王朝に
これが関係しない事はありえず、
伊勢と出雲の関係に関しても
出ていない領域がありますが、
これもラインの見極めが難しいですね。