密教と皇帝

空海は虚空蔵菩薩求聞法を
修行したとされていますが、
仏教が嫌いであったとされる
玄宗皇帝も密教は保護しており、
虚空蔵菩薩の法を受けています。

会昌の廃仏は道教が徹底的に
悪く言われて来ていますが、
唐の皇帝が不老不死の薬と
道師に唆された事により、
薬物中毒で死んだ話ばかり
残されていますね。

私はこの二つの問題には、
深い所で関係が存在した
可能性が高いと見ています。

空海は儒教や道教を見下し、
密教の優位性喧伝したと
伝えられてはいるのですが、
この書を空海が書いていない
可能性が高いのであれば、
道教も尊重していたでしょう。

空海が水銀を求めた話は
良く知られる所ですが、
不老長寿の仙薬を作る
錬金術の秘法を皇帝が求め、
空海も追及したとしても、
何ら問題はないでしょう。

唐が密教を保護した事から、
空海がこれを学ぶ機会を
得る事が出来たのであれば、
皇帝も密教の重要な秘法に
関わっていたとしても、
ある意味当然ではあります。

密教は大乗仏教と絡められて
伝えられてはいるのですが、
玄宗が嫌ったのが大乗仏教で、
ここには違和感が存在します。

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