ファーストガンダム放映時は
米ソ冷戦構図の時代なので、
自然破壊、シオン、軍産複合体、
フリーマラソン等の諸要素が、
ガンダムの中に登場しています。
ガンダム00になるとヴェーダ等の
インド領域まで関わって来ますが、
プトレマイオスとも関わるのか、
複雑なモチーフの混在があります。
四機のガンダムはヨハネ黙示録の
四匹の獣に該当する可能性があり、
プトレマイオス朝で編纂された
七十人訳聖書も連想させますが、
普通にプトレマイオスの占星術の
不動宮の概念かも知れません。
となると作品中に新プラトン主義の
モチーフが登場している可能性も、
探せば見つかるかも知れませんね。
プトレマイオス朝はエジプトの
アレクサンドリアとされており、
アレクサンダー大王の死後に
分裂した一つとされています。
しかしこの周辺の世界史には
様々な問題点が存在するので、
ローマ=ヘレニズム国家説を
本の中で詳しく書いています。
ガンダム00はユダヤ問題よりも、
世界的なエネルギー問題を越え
外宇宙の存在との接触にまで、
テーマが広がっていますね。
内輪でチャチャな事をしていて
大きな問題に対応出来るのかと
問うだけであれば簡単でも、
アホな理由で戦っている姿も
作品の中で描かれています。
インドのヴェーダの神々となると
ミトラ・ヴァルナが浮かびますが、
ミトラは一神教に取り込まれ、
ヴァルナは認知すらされません。
国内のギリシャ神話の認知度は
アニメで広まった部分があって、
エヴァで偽典・外典、死海文書、
カバラ等の認知も広まりました。
時代の主軸のシフトを感じさせる
社会現象にも思えて来ますが、
そうなると次は古代インドや、
ヘレニズムに移行する可能性が
相応にありそうな気もしますね。
未だに陰謀論や都市伝説界隈、
精神世界にまでも一神教的な
影響が色濃く見えていますが、
他のジャンルの方が進んでいて
遅れている可能性はあります。
特殊な事を知っている優越感に
漬け込もうとするのも特徴で、
実際の行動と解離していれば
中身の程度が問題となります。
手塚治虫がアニメで描いた
風景が実現化していますが、
案外と侮れない物であるなら
研究する価値がありそうです。
大乗仏教より前のインドや
ヘレニズムなどを調べる人が
アニメから増えてくれれば、
私としては良い傾向であると
思われる節はありますね。
ヴェーダと言えば一神教でない
梵我一体の世界観になりますが、
善のイデアへの上昇などにも
関わって来そうなシナリオです。
時代が移行しかけているのに
精神が追い付いていなければ、
それっぽい偽物と共に沈没する
危険性もあるかも知れません。