ヤマモモの実

そろそろヤマモモが美味しい
実をつける時期になりましたね。

木と友達感覚で接していると、
美味しい実ながったから
食べて良いよと声をかけられる
感覚を受ける事が良くあります。

優しい感じのする木からは
美味しい実が採れますが、
美味しく食べるのを見て
喜んでいる料理人のようで、
食べないと失礼ですね。

甘酸っぱい味が口中に広がり、
生き返ったような感覚を
味わう事が出来ますが、
殆どの人は何も感じずに
通り過ぎていくだけです。

一人では食べきれない程の
大量の実をつけますが、
何もしなければ落ちて腐り、
肥料になるだけの話です。

昔は子供達が木にのぼり、
実を食べて喜んでいる姿を
目にする事が出来たのに、
木も寂しいのでしょうか。

食品添加物だらけのお菓子を
食べさせられている子供と、
自然に触れ実を食べる子では、
人生の大事な時期の経験で、
余りにも差が出そうです。

木の実を食べていると、
天国にでもいるような
感覚になって来ますが、
自然界と離れる事で
身近な幸せを失う事は、
結構ありそうですね。

自然界を神の領域とする
古代の信仰と同じものかは
定かではありませんが、
かけがえのない経験です。

昔はクコの実も食べていたと
教えてもらいましたが、
クコが生えているそうで、
探している最中です。

大人が子供に食べられる実を
教えていた時代の豊かさは、
是非とも取り戻したい
牧歌的な姿ですね。

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コメント

  1. サトル より:

    なんか感動した…。
    山に宝石。海に宝石。 と、思って生きている。
    天はただで私達を養ってくれる…
    しばしば厳しいけど…。

    ありがとうございました。