古のガーデニング

平泉の庭園は左右非対称の
自然を生かした情景で
名高いとされていますが、
これは十一世紀に記された
『作庭記(さくていき)』の
内容と合致しています。

日本庭園を作る人にとっての
必読書とされているそうですが
自然の言う通りに庭を作る事が
書き記されている本ですね。

石を置くなら石の命じるまま、
自然の声を聞いて従う事が
重要とされているのですが、
芸術家が彫刻をする時の、
既に完成したものを掘り出す
イメージなのでしょうか。

もっともただ自然の声を
聞けば良いと言う話でなく、
池の形をどうするか等の、
風水的な要素もあります。

家庭菜園も似たような物で、
土や草の声を聞きくような
対話的な要素が存在しても
おかしくない感じはします。

この感覚は日本的な感性と
呼ばれてきた物に近いので、
お家芸的な感覚で出来そうな
感じがしない訳でもありません。

十一世紀成立と言うのなら
時代的に微妙な部分があり、
菅原道真公が十世紀頃なので、
色々と背景を調べる必要も
出て来そうな雰囲気がします。

源氏の本を書こうとしても、
平家や源氏の出所について
掘り下げるだけで色々とあり、
道鏡や菅原道真の研究まで
引っ張り出す必要があります。

最近またもや懲りもせずに
京都の吉田神社に行きましたが、
ここに清和源氏の根に関係する
重要な場所が存在しており、
菅原道真登場にも関わります。

平泉は源氏との因縁が深く、
奥州藤原氏が登場するのに
源氏が関わっているので、
まあゴチャゴチャとして
面倒な時代ではあります。

と話が逸れてしまいましたが、
平泉の調査に行きたいのは
確かな所ではあるので、
スケジュール的な空き見て
アンケートを取ろうかと。

まあ奥州藤原氏については
余り掘り下げずに書いても
成立するにはする話なので、
諸条件如何という所ですね。

先月けでも実地調査に
何ヵ所も行っているので
調査費もそこそこ掛かり、
ブログで書くとするなら
有料記事オンリーにしても
良いのではと思っています。

寄付だけでは賄い切れずに
有料記事を導入しましたが、
ここまで長く続ける前提で
書き始めた物でもないので、
いつ辞めても良いですね。

花祭の保護などの目的で
かなりのコストを背負って
色々とやって来ていますが、
価値が認識出来た人達が
どれだけ応えられるかも
重要な話になってきます。

公的な問題に関わるので、
私的なメリットだけで
関わって良い話ではなく、
先祖や子孫から評価され、
人としての真価が問われる
重い話になってきます。

タダでコンテンツを見て
終わりと言うだけなら、
価値がなかったと言う事に
なってしまう部分があり、
現状様子見と言う所です。

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