詩人のノヴァーリスは、
あらゆる病気は、魂の病気と言える
どのような病気も音楽的な問題であり、
その治療は音楽的解決である。
と語ったとされています。
1950年代に弦楽器が改良され、
コロイ楽器が登場してきますが、
ギリシャ語のコロスの複数形で、
合唱をコーラスと呼ぶのも
ここから来ているそうです。
コロスは歌、話、動き、
踊り、楽器演奏をも含む、
神々により肉体を通して
発揮される音楽に関わる
行為全般を意味した様です。
現代より音楽の概念の幅が
かなり広く取られていますが、
ミューズと音楽の関係性は、
深い叡知と関係するのでしょう。
花祭などの古代の祭を見ると
コロス的な雰囲気が感じられ、
古代の舞に神懸かり的要素が
含まれていたのであれば、
ええじゃないかの流行も、
別の側面があったのでしょう。
浜松は音楽の町とされますが、
徐福がヘレニズムを持ち込み、
ミューズの芸術が栄えたなら、
魂をも癒す音楽が鳴り響く
都市であった事でしょう。
植物の奏でる音楽も魂を癒し、
緑色が目を癒すだけでなく、
空間の揺らぎ自体が魂にまで
影響を与えているとすれば、
自家栽培の健康面の効果が
栄養面だけではなさそうです。
恋の病と中二病だけは
医者でも治せませんが、
健康に反比例して中二病が
悪化の一途を辿っています。
まあそのぶん人生が楽しくなり、
毎日草花と対話し癒される事が
出来るようになったのは、
悪い事ではありませんね。
見ていて痛々しいのだけが
若干の難点ではあるので、
ポエムでも書き初めたら
末期症状でしょうね。
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