残渣の活用

トウモロコシ等を育てると、
実を食べた後に幹の処理を
しないといけなくなります。

これをそのまま捨ててしまえば
それだけ土を痩せさせるので、
土に還して新たな生命の糧に
していく方がベターですね。

スーパーでも野菜の皮などが
破棄されていたりしますが、
焼却処理をしようとすると
水分が多い分コストもかかり、
是非とも活用したいものです。

野菜の残渣を堆肥にすれば
美味しさ野菜が採れるので、
スーパーも廃棄物を堆肥化して
販売する事は可能でしょうし、
堆肥化する教室でも開けば
色々と広げられそうですね。

スーパーの残渣を用いて
自家栽培して採れたものを
またスーパーで販売すれば、
地域密着型の新規モデルが
作れそうな気もします。

こう言った活動をしている所が
地元にあったら紹介しますが、
経営サイドも食料問題を始め
環境問題などへの意識について
消費者に示せれば強いですね。

有事にはスーパーから在庫が消え
経営的にも問題が出てくるので、
地元の意識を上げて行く事で、
問題を乗り越えていく方向性を
打ち出す所が出て来るのなら、
地元の誇りにもなります。

マーケティングに利用しよう等の
さもしい考えで経営していれば
もう時代に合わない気もしますが、
日本の無茶な食事情に対して、
無責任な姿勢は頂けません。

ウクライナ問題で食料価格が
高騰した事は記憶に新しくても、
真綿で首を絞められるように
遥か前から上昇し続けており、
根幹的な姿勢が問われます。

日本は高度経済成長期以降に
贅沢に慣れすぎましたが、
自然の恵みを大事にしないと、
自分が捨てられる側にも
なりかねないのでしょうか。

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